| 画家の絶筆 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
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これは画家が命の最後の 炎が燃え尽きるときに 描いていた絵のことで ほとんどが病に冒されてもう 命がいつまでもつか時間の 問題だというぐらいにまで 追いつめられていた時に 最後まで筆を入れ続けていた 絵である。 だから 生前素晴らしい絵を描いて いた画家が最後に残した絵は 普段描いていた絵とは似ても 似つかないような絵を描いて いたり、またある作家は もう不気味で狂的であると 評されていたり、また ある画家は自分が 亡くなったら アトリエと作品は すべて焼き払えと遺言をして 亡くなった画家もいました。 生活苦、病魔に負けて 酒を一日二升もあおって 尚、癒されぬ精神を抱えて キャンバスに向かっていた 画家や、また自分が体験した 戦争とシベリア抑留を 最後の最後まで引きずって 酒浸りのなかで描き続けた 画家もいました。 また キャンバスに向かっても 絵筆をもてず手にしばりつけ 絵の具をそばにいる人に つけてもらって絵を描いて いて自分ではもう サインも入れられずに 代筆で描いてもらって 完成をしたという画家や 癌で利き腕を切り落として もなお、絵筆を左手に 持ち替えて描き続けて 作品をのこし やがてそれでも 癌の全身転移によって 命を奪われてゆく画家も います。 これらの画家たちの 壮絶な生き様は 絵を描くという執念に 常人の感覚を 越えて鬼気迫るものが ありますね 年齢的にも 31才や38才という 若い時に この世を去っていった 画家も多く、どこにも 光は見えず命の暗闇を さまよっていたような 絵が多いです。 しかしその反面 年齢八十を 越えてもなお初々しさを 失わず清潔で澄みきった 絵を描いた画家もいました。 僕は画家ではありませんが 絶筆と言うときがいつか くるのだろうと自らの ことを振り返ってみて その時にどんな絵が 最後の絵になるのかなと ふと思い描いてみました |
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