ある陶芸家の軌跡
加守田章二、彼は僕が陶芸を
やっていた頃の憧れの
作家でした
師匠といっても良いくらいに
傾倒していました。
今回のステーション
ギャラリーの
没後20年展をみて改めて
彼の陶芸に魅せられていた
自分を思い出しました
繊細な模様、それを乗せてゆく
美しいフォルム、斬新な
意匠とつねに現代陶芸をリード
してきた彼の陶芸にはいつも
はっとさせられるものが
ありました。
遠野に窯を築き黙々と
作陶に励んで
いた彼の姿が目に浮かぶ
ようです。
49才で白血病で
倒れるまで
常に新しい作品を発表し
続けていました。
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